Go to Top

香りのする樹木

いい香りのする樹木といえば、花の香りをイメージすることが多いですが、実は花だけでなく樹皮や葉っぱも香りを出していることがあるんです。

その中でも代表的なものを紹介します。

1.クスノキ

公園などに植えられているあの大きな木です。となりのトトロにもでてきますね(笑)

葉っぱを揉むと、独特の爽やかな香りがします。昔から防腐剤としても使用されてきました。

2.カツラ

 ハートの形の葉が特徴的なカツラは特に落葉の時期に甘い香りがします。

雨などに濡れるとふんわりとおいしそうな香りが漂ってきます。

3.ユーカリ

 コアラの大好きなユーカリ。毒があるので口に入れると危険!ですが葉っぱからはなんともいえないいい香りがします。

他にも樹皮から香りのするもの

ヒノキ、(ヒノキの材は有名ですね。)クロモジ(和菓子を食べるときについている楊枝の材料)ニッケイ(ニッキ、シナモンの香り)等々

樹木以外でも、チョコレートコスモス、カレープランツなどその香りから名前が付いた植物もあります。

そんな香りのする植物たちですが、匂いを出しているには大きく2つの理由があります。

一つは、いい香りを出すことで虫たちを誘い、受粉を促すため。

もう一つは虫の嫌いな香りを出して、食べられないようにするためです。

花や葉から出る爽やかな香りも、甘い香りも植物が生きるために必要なものです。

これからの季節は花や木が彩を増す季節になります。

お出かけの際にはぜひ五感で季節を感じてみてはいかがでしょうか。