Go to Top

ポインセチアの色

もうすぐクリスマスですね。

クリスマスシーズンになると出まわるポインセチア。ポインセチアって赤やピンク白など綺麗な色がありますよね。

今回はポインセチアについて気になったので調べてみました。

ポインセチアは冬に出回るので寒さに強いと思っていましたが、寒さに弱く10℃を下回るような場所に放置すると葉が黒くなり落ちてしまうそうです(^_^;)

育てるには手間がかかり、難易度の高い植物です。そのため温度管理がしやすいように鉢植えで育てるのが一般的です。

花は茎の頂点に付くつぶつぶ状のもので、ポインセチアは日の長さや気温など条件が揃うと茎の先端に花をつけて、葉っぱが色づきます。茎や葉を傷つけると乳白色の汁が出ます。

ポインセチアの赤は「キリストの血」、緑は「永遠の象徴」、白が「純潔」を表すことから、縁起のよい植物として「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ぶようになり、

最初は、キリストの誕生祭の行列で使われ、徐々にクリスマスの飾りとして世界中に広まっていったと言われているそうです。

見ごろは、11~12月で、ポインセチアは4~10月の生育期によく育ち、11~3月の休眠期になると生育がにぶります。そのため、短日処理というものを行い開花時期を早めます。

※短日処理とは一定の日光に当てたあと日光を遮断することで冬が訪れたと錯覚させ、葉っぱを赤く変化させる作業のことです。

ざっと調べただけでもクリスマスに映えるポインセチアにはいろいろな背景がありました。

こうして、子供の疑問のように「なぜ?」を調べるのも面白いですね。