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失敗しない目隠しフェンス。

<失敗「目隠し」>があまりに多い理由?
高い塀があるクローズ外構。それでも「目隠し」として不十分な場合も!
エクステリアには外部の視線にさらされても、全く問題にない場所と、都合の悪い場所があります。

後者の対象となるのは、言うまでもなくプライベート性の強い空間。掃き出し窓前(テラス土間・デッキ・テラス屋根・ガーデンルーム、等が設置されている場合が多い)、バーベキューコーナー、小屋廻り、個人優先の花壇・畑、等がその代表的存在で、総称して「プライベートガーデン」と呼んでいます。
つまり、「プライベートガーデン」と「目隠し」はセットと考えるべきです。また、玄関廻りを見られたくない、隣家からの視線が気になって仕方がない。このような場合も「目隠し」が必要となります。
その一方で、一応「目隠し」機能を果たすものがあり問題ないと思っていたが、後で不十分である事に気づき、プライベート空間自体が放置状態に・・・こんなケースも珍しくありません。
例えば、重厚な塀に囲まれた住宅の場合。新たな「目隠し」など不要。そう考えがちです。でも、角度を変える(例えば、門廻り・カースペース、等から見る)と丸見えで、ガーデンルームを新設したのに使い物にならない。こんなケースにも良く出会います。理由は、「目隠し」の本質を充分に理解できていないため。そう、世の中には<失敗「目隠し」>が極めて多いと言う現状も見逃がしてはなりません。

「目隠し」の三大要素を熟知しよう!
では、なぜ<失敗「目隠し」>が多いのでしょうか? それは「目隠し」の三大要素を知らない事によります。
では、<「目隠し」三大要素>とは? 以下で分かりやすく提示しておきます。
<「目隠し」三大要素>
*第一要素=「設置場所(対象物との距離)」・・・同じ高さ・同じ幅の「目隠し」でも設置場所により効果が異なると言う事。より具体的に言えば、距離が近いほど効果はアップし、遠いほど効果はダウンすると言う事。重厚な塀があっても不十分と言う理由(距離が遠すぎる)もここにあります。ただし、近すぎると重苦しくなり、適度な設置場所選びが重要と言う事。
*第二要素=「十分な高さと幅」・・・当然の事。特に高さが大切で、通常道路側から観て1.8m以上の高さが必要となります。ただし、隣家が対象の場合などでは、視線位置等の問題で、3mもの高さが必要となる場合も珍しくありません。
*第三要素=「目隠し度」・・・最も見逃しやすいポイント。要するに、「目隠し」があってもスケスケでは意味が無いと言う事。勿論、隙間の全くない板塀などは「目隠し度100%」となります。ただし、「目隠し度」がアップするほど重苦しくなり、より強度も強くする必要が出てきます。従って、デザイン性・機能性を考慮し、視線の高さは「目隠し度100%」。他は「目隠し度80~60%」と言った使い分けをする事もあります。

つまり、<「目隠し」三大要素>を熟知していない業者が多く、そのために<失敗「目隠し」>が多数存在すると言う事。でも、お客様自身がそのような知識を持ち、「目隠し」プランを作成する事は極めて困難です。では・・・答えは簡単。単なる「目隠し」と軽視することなく、レベルの高いエクステリア専門ショップに依頼することが(成功の)最大ポイントと言う事です。
高度な「目隠し」には天然木が一押し!
でも、上記を考慮すると、「目隠し」にはどのような商品を使えば良いのでしょうか? メーカー商品としては、アルミ型材とポリカーボネートパネルを組み合わせたもの、「目隠し度」の高いアルミフェンス(木彫デザインも多い)、発砲樹脂パネルを使ったもの、樹脂製品(樹脂木製品は殆ど無い)・・・など多数が出回っています。
それぞれの長所欠陥があり、適切な選択が最大のポイント。ただし、高さの高いもの(H2m以上)、形状が複雑なもの、高度な対応が求められるもの、などではメーカー商品での対応は極めて困難です。従って、このような場合は、天然木を使った「オーダー目隠し」が一押しとなります。特に、「ウリン」等のハードウッドを使った「目隠し」は、対応力・デザイン性(デッキ等とのコーディネートも含め)・強度・耐久性など、他の追随を許さぬ魅力を持っています。
「スーパーフェンス」と言うアルミ製の専用部材も用意しており、「ウリン」等と組み合わせる事でより対応力をアップ!